横隔膜、という名前からして、肺の下の辺りに膜が張ってるのかな?なんて思う方もいるかもしれませんが、横隔膜は立派な筋肉のうちの一つです。
焼肉のハラミは牛の横隔膜、という知識なら知っている方も多いかもしれません。それを思い出すと、確かにハラミは膜ではなく、ちゃんとしたお肉ですよね。
では、横隔膜がどんな筋肉なのかと言うと、ひとことで言えば「呼吸を助けるための筋肉」です。
横隔膜を使っていないときには、横隔膜は上の方に上がっていて、胸のスペースはどんどん狭くなっていきます。そのため肺は自然としぼんでいく、つまり、息を吐いている状態です。
しかし、横隔膜に力が入ってググッと下の方に下がっていくと、胸のスペースはどんどん広がって、そこに空気が入り込み、息がたくさん吸えるのです。
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