あなたはカラオケで声量のある人の歌を聞いたことがありませんか?
「こんなふうに歌えたら」と憧れるかもしれませんね。
私は声量がなかったので、必死に歌ってもなかなか聞いてくれる人のところまで声が届きませんでした。しかし、音楽関係の仕事をしていましたので、多くのプロの方にご指導をいただくことができました。
この記事では、いろいろな音楽業界の人から聞いた声量を上げる方法をお伝えしていこうと思います。
今は、一人でカラオケに行く、ヒトカラがOKのカラオケ店もたくさんありますので、練習場所には困らないと思います。
ぜひ、あなたの練習に活用してください。
1.カラオケで声量がない原因はなに?
カラオケでなぜ声量がないということが起こるのでしょうか?
私はこれまでに、仕事とプライベートを含めて100人以上の人とカラオケに行ってきました。プロの方もいれば、素人の人もいました。
そこで、カラオケで声量がでない原因を紹介していきます。
1-1.曲を歌い込んでいない
「曲の歌詞を覚えていない」「曲のリズムがわからない」「曲の音程がわからない」など、曲を歌い込んでいないと声は出てきません。
「あっているかどうか不安」という状態だと思いっきり歌うことが難しいですよね。
よって、本番だけでなく、練習の際も歌い込んだ曲で練習しましょう。
1-2.マイクに慣れていない
マイクに慣れていない場合も、声量が出なくなります。
「どのくらい声を出せば良いのかわからない」という人もいるでしょう。
マイクを使って歌うことに慣れる必要があります。
マイクを使って歌うことに慣れる一番の近道は当たり前ですが、練習あるのみです。場数を積みましょう。
1-3.そもそも声がだせない
極端に内気な人や、普段から声を出すことが苦手な人は当然カラオケになっても声が出ません。はしより重いものを持ったことをない人が、重たいものを持てないのと同じですね。
ただ、声を出す能力は鍛えることができますので、安心してください。
2.カラオケで声量があるとどうなる?
声量があると何か良いことがあるのでしょうか?
2-1.上手いと思われる
すぐれた音感のない人の場合、歌が上手いか下手かを声量で判断しがちです。
なので、あなたが豊かな声量で歌うだけで、上手いと思われます。
2-2.盛り上げることができる
声量豊かに歌えると場が温まります。
あなたも声量がある人が勢い良く歌って盛り上がった。という経験はありませんか?
声量があれば、あなたも盛り上げ役になります。
2-3.リズムや音程もよくなっていく
声量が大きいと間違いをしたときに、自分で気づくことができます。
ぼそぼそと歌っているとなかなか気づきませんよね。
よって、リズムや音程も間違いないようにしようと意識するようになります。
そして、リズムや音程もよくなっていくのです。
3.カラオケで声量をあげる5つの練習方法
それでは、いよいよ声量を上げる練習方法を紹介していきます。
どれも、個性的な方法なので、自分に合ったものを選んで試してみてくださいね。
3-1.裏声を鍛える
とにかく、裏声を鍛える方法です。
最初は慣れていなくて、声にならないかもしれません。しかし、やっていくうちに裏声が鍛えられて行きます。
裏声が鍛えられれば、声量も上がります。
3-2.地声を鍛える
マイクを使わずに、自分の地声だけで歌います。
マイクを使うと思いっきり歌いませんので、喉を鍛えることになりません。
よって、マイクを使わずに、地声で歌いましょう。
3-3.筋肉をほぐす
口や喉や体の筋肉が固まっていると声量は出てきません。
よって筋肉をほぐす必要があります。
やり方としては、とにかく、筋肉を動かしましょう。
口を大きく開けるだけでも、筋肉がほぐれて行きます。
そもそも体が硬いという人は、風呂の後にストレッチをしましょう。
そうすれば、体はどんどん柔らかくなり、声量が上がります。
3-4.響きを鍛える
大声を出すだけではなく、響き鍛えましょう。
低音は胸で、高音は頭や顔の部分で響くように意識をしましょう。
自分の声を集めるようイメージをすると響きを持った声になり、声量が上がっていきます。
3-5.文明の利器を使う
最後は、文明の利器を使う方法です。
これには、練習は入りません。カンタンです。
カラオケのマイクの音量やエコーのレベルを上げるのです。
自分の歌うときだけ上げると「あいつはマイクの音量やエコーをあげたから上手いんだ」と思われるので、入室した際に真っ先に調整をしに行きましょう。
まとめ 声量以外も磨いていこう
さて、いろいろな方法を紹介していきましたが、いかがだったでしょうか。
「なんか地味」と思ったかもしれません。しかし、うまくなるには徐々に鍛えていく方が確実です。
筋トレと同じく少しずつ上達してきます。
カラオケは声量だけでなく、テンポや音程も評価対象です。
「声は大きいけど、他はひどい」と思われないように注意しましょう。
何はともあれ、伸び伸びと歌っていれば、声量も大きくなっていきます。
「音が外れていないか?」「何か間違っていないか」など細かいところは気にせずとにかく、歌ってみましょう。