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音程の取り方と鍛え方!現役のプロが方法を解説します

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音程の取り方と鍛え方!現役のプロが方法を解説します

歌を歌うとき、音程をしっかり安定させることはとても大切です。

歌うときはとても繊細で、緊張した状態になったりすると声が上ずりやすくなります。

そんな状況でも、安定した音程を身体で覚えておく必要があります。今回は、音程を安定させる練習方法をお伝えしていきます。

1.隣り合う音同士の幅をしっかり身につける

発声をするときに、ド・レの音程幅を「アエイオウ」全ての母音で発声します。

「ドレドレドーー」「ドレドレドレドレドーー」と鍵盤で弾きながら、半音ずつ上げていきます。初めはゆっくりします。上がるときにしっかり上がれているか、下がるときに上ずっていないかを丁寧に確認していきます。

隣同士の音とは言っても、意外と音幅があることを感じられると思います。そのときですが、喉で音程を変えるという意識を持たず、身体全体を引っ張るようなイメージを持ちましょう。

息が耐えることなく、流れることに意識を持つこともとても大切です。

2.半音の練習

半音階は、隣り合う音よりも音程の取り方がより繊細になってきます。

先ほどと同じように「アエイオウ」の母音で、鍵盤で「ド♯ドド♯ドドーー」と弾きながら音程を上げていきます。

歌で半音が出てくるときは、音の進行によっても上ずりやすかったり、下がり気味だったりします。しっかりと、自分の声がどのような傾向があって、どのようなクセがあるのかを把握しておく必要があります。

また、高い音程になってくると、半音がとても遠く高い音程に感じます。喉に力が入らないように、きれいな半音の音程を身につけるには、それなりの訓練が必要です。

3.1オクターブの音程の取り方

1オクターブの音程を取るときは、初めは難しいと思いますが、イメージを持つことが大切になります。カードをひっくり返すようなイメージで音程を操作させます。

音程を上げるために、喉の筋肉を引き伸ばすというよりも、ポンッとカードをひっくり返すような軽いイメージで1オクターブの音程を取ります。この軽いイメージを持つことが、上手になるコツです。

4.音階を歌うときの音程の注意

「ドレミファソラシド」、「ドシラソファミレド」と歌うときに、上がりはいいけど、下がりが悪いという往復で差がある人がいます。この差には、いくつかのパターンがあります。

上がりはいいけど、下がりの音程があいまいになる人

このパターンの人は、下りの音階をゆっくりと丁寧に発声する必要があります。

原因としては、音が下がっていくことで安心感や緊張がとけて、音程を調節する筋肉を無意識に緩めてしまっていることが考えられます。最後の音まで、よい緊張感を保つようにしましょう。

1オクターブ上の音まできれいに上がりきれない人

少し音を下げて、1オクターブきれいに音程が取れるかを試してみます。

音を下げて音階を歌えるのであれば、ただ音程が高かっただけです。もし、音程を下げても歌えなかった場合は、1オクターブ上の音程にまで持っていくトレーニング不足だと考えられます。

もう一度、隣の音同士のトレーニングをして、到達しないといけない音程がしっかり声だしできるかを確認し、音階のトレーニングに持っていきます。

音階を歌うときは、音程幅や歌わないといけない音程が増えます。ブレスの配分なども見直してみてください。

音階を歌うときにリズムにばらつきがある人

これも、よく音階を下るときに起こりやすいのですが、支え(おなかの筋肉)がきっちり使えていない場合が考えられます。

腹式呼吸をしっかりできるようになってきている証拠でもありますが、少し制御ができていないときに起こります。

一度、「ハッハッ」とスタッカートで歌うことをお勧めします。こうすることで、音程をひとつずつ切っていって、おなかの使い方と音程の数を一致させていきます。

こちらの訓練は、とても繊細なトレーニングで、ここまでしっかりトレーニングをする人は、すでに上級者だと思われます。オペラ歌手の中でも、レッジェーロソプラノやコロラトゥーラソプラノの人たちは、この練習を多くすることがあります。

まとめ

安定した音程を取るには、音程の幅を感覚で覚えること、クセや傾向を分かっておくこと。また人前で歌うことを想定したトレーニングを普段からしておくことが大切です。

緊張すると人の声が変わります。その自然現象に影響されやすいのが歌です。その自然現象を想定しておくトレーニングが、人前で歌うカラオケやコンサートの成功につながります。

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