まず先に述べておきますが、筆者はカラオケが大好きです。「そんな奴にカラオケが嫌いな私の気持ちが分かる訳ないだろう!」という方、大変申し訳ございません…。
今回はカラオケが好きな者の視点からの記事になってしまいますが、是非とも最後までお目を通して頂き、どうしてもカラオケに参加しなければいけないときに少しでも楽しむことができればと思っております。
1.みんなで歌える曲を選ぶ
カラオケは歌うことが好きな人だけで行けば良いかもしれませんが、いつもカラオケ好きなメンバーだけで行けるとも限りません。誘う方もその人だけ誘わない訳にもいかない場合もありますからね。その人が歌うことが苦手なのを知っていると、誘う方も結構心苦しかったりするものです。
で、誘った結果、その人がつまらなさそうにしていたりすると尚のこと辛い…
そんなときは、筆者はひとまずみんなで歌える曲を選んだりしています。
さすがに全員で歌ったり、何人かで一緒に歌うくらいなら、カラオケが苦手な人でもなんとか参加してくれますし、合いの手なんかをみんなで一斉にやったりすると、ようやく表情がほぐれてきてくれたりすることが多いですね。
ですから、カラオケが嫌いな人は、「みんな一緒に歌ってね」と呼びかけてマイクを渡すとか、先に「これ一緒に歌ってくれる?」とデュエットの約束をしておいてから曲を入れると、ただ聞いているだけで何も歌わず最後まで苦痛の時間を過ごすということが無くなるかと思われます。
2.合いの手や一緒に笑うなどをして、参加していることをアピールする
いやぁ、書いていて「やっぱりカラオケが好きな人目線の話だな!」「俺達の苦しみを何も分かっちゃいねえ!」とツッコミが入りそうで若干冷や冷やしております。
言い訳がましいのですが、あくまで楽しみ方のご提案でございますので、その方法は試したくない!という場合は無理せずスルーして頂いて全然構いません。どうか穏やかな心持ちでご覧頂ければ幸いです…。
個人的には、歌わないという方法で楽しむのであれば、合いの手を入れたり、誰かが笑いを取ったら楽しそうに笑ってあげるとか、ある程度「参加してるよ!」というアピールは必要なのではないかと思います。
ずっとそうしていろという訳ではなく、もちろん要所のみで大丈夫です。そうしていれば、歌わなくても参加してくれていると周りも感じますので、無理に歌わせたりすることもあまり無くなるかと思われます。
マラカスやタンバリンの類は、やりすぎると歌のジャマになったりして、気持ちよく歌っている人からすると逆にやめてほしいこともあるので、あまりおすすめしないです。
3.ネタ曲で逃げる
思い切ってご提案してみるのですが、1曲だけ歌って逃げる、という手はいかがでしょうか。
「だから歌は…」という声が聞こえてきそうなのですが、やはり歌わずにずっと過ごしていると「1曲くらい歌いなよ」攻撃をかわすのもめんどくさくなってきますし、1曲だけでも歌っておけば「さっき歌ったから」という言い訳が作れます。
じゃあカラオケが嫌いだという人が何を歌えば良いのか…それは「ネタ曲」です。
オススメするのは、2~3分でサクッと終わってしまう曲や、歌唱力無視のセリフ系の曲です。
筆者が個人的にイチオシな曲は、ブリーフ&トランクスの『青のり』です。知名度もそこそこあり、男女問わず歌えて、棒読みのようなメロディーばかりの曲で周囲を必ず笑わせることができる鉄板のネタ曲です。
これでしたら長さも結構あるので、この1曲を歌っただけで、歌ってなおかつ笑いを取った人という称号が与えられるのです。中には「私は声も小さいし、ちゃんと歌えるか分からない」と不安な人もいることでしょう。
大丈夫です、歌詞が面白いので歌っている本人が笑って歌えないという状況によく陥る曲ですので、緊急回避方法としては途中で「ゴメン、もうダメ」と笑いながら誰かにマイクを渡すか、歌う(しゃべる?)→笑って歌えない→歌う…を適当に繰り返していれば、みんな歌詞を見て笑っているのでなんとか最後まで持ちます。
4.歌ったあとの間の繋ぎを大事にする
カラオケが嫌いだという人への記事だというのに、最後は歌うことしかご提案できず申し訳ございません…
しかし「耐える」のではなく「楽しむ」方法となると、他の人が歌っているときに一緒に盛り上がるか、自分で周りを巻き込んで歌ってしまうしかないのではないかと思うのです。
結局はカラオケもコミュニケーションの場ですから、苦手な歌を1曲歌ったあとは、飲み物をめちゃくちゃガブ飲みして「いやぁ何故かノドが乾きますね…」と神妙な面持ちで言ってみるとか、笑顔で「滅多に歌わない私に歌わせたのですから皆さんから1万円ずつ頂きますねー」と言ってみるとか、歌ったあとの「間の繋ぎ」も大事にすると良いかもしれませんね。
まとめ
カラオケ好きの視点からのアドバイスとなってしまいましたが、いかがでしたでしょうか。
やはりカラオケも親睦を深める場の一つですから、その手段として歌をいかに利用するかを考えれば、カラオケも少しは楽しむことができるのではないかと思うのです。そう、歌をいかに上手く歌うのではない…歌をいかに利用するか、なのです!大事なことなので二回言わせて頂きました。
世の中のカラオケ嫌いな皆さまが、少しでもカラオケを楽しむことができるよう願っております。