友達などとカラオケに行った時、すごく感情が伝わってくる歌い方をする人っていますよね?
「自分とは何が違うの?どうやって歌っているの?」
「自分だって音程は取れているし、気持ちも込めているつもり…」
「だけど、あの子とは聞こえ方が違う、何て事もしばしば…」
「どうやってあんな風に表現しているんだろう、コツは?ポイントは?」
疑問に思っている方もたくさんいると思います。
練習しようにも、何に注意して、何をすればいいのかわからない…なんて人のために、今回は、カラオケの表現力を高める方法を伝えたいと思います。
1.息遣いを巧みに
表現力を高めるために最も必要なテクニックです!
一番使える方法は、「息を抜く」という方法。
聞いただけではなかなかわかりにくいですよね?簡単に説明します。
バラードや恋愛ものの歌は、特に感情が入れやすい歌です。
例えば、歌の末尾の言葉が「でした」の場合、普通に「でした」というと、ただ歌ってるだけになります。
しかし、これを「でしたぁ~…」と小さく母音を入れます。発音はしっかりせずに、ほとんど息だけの状態で発する、と考えていただければわかりやすいと思います。
このテクニックを一曲の中で、自分が一番感情を込めて歌いたいフレーズに適応することで、表現力はアップします。
慣れてくると、吐息やハミングを混ぜて歌うこともできます。
2.フェイクを入れていく
まず、「フェイク」とは?
皆さん、アーティストのLIVEに行った時に、CDとは違う歌い方をしていたり、合いの手を入れたりしているのを聞いたことがあると思います。その技法のことです。
実際入れるとなると、難しいこともたくさんありますが、まずは「真似」から始めましょう。
歌う曲のLIVE映像を見て、どんな風にフェイクを入れてるのか、研究することをお勧めします。それに慣れてくると、曲の音程に合わせて自分の好きなように、オリジナルのフェイクを入れることができるようになります。
フェイクを一つ入れれるようになるだけで、「この人、歌が上手!」と思わせることができます。
フェイクを入れるコツは、入れたい箇所の音程をつかみその音程に合わせて自分なりの音程でハミングを入れたりなど、様々なフェイクがあります。
これができれば、歌うのもすごく楽しくなりますよ!
3.抑揚・強弱をつける
どんなに音程が取れていても、歌い方に抑揚・強弱がないと棒読みに聞こえてしまいます。歌にも話すときと同じように抑揚・強弱が必要です。
一般的に言う「音痴」の人は、音程が上手に取れないだけでなく、抑揚と強弱がないので、一本調子になりがちです。
話すときも、言葉に抑揚・強弱がないと棒読みになってしまいますよね?歌もそれと一緒です。
歌う時の強弱の付け方のコツとしては、はっきりとした口の動きです。
母音である「あ・え・お」は大きく、子音の「い・う」を小さく歌う、というのが基本的です。
まずはこれを頭において、歌を全部「あいうえお」だけで歌ってみてください。例えば「大好きだよ」というフレーズがあったとします。
だぁ、いぃ、すぅ、きぃ、だぁ、よぉ、になるので、「あいういあお」と、なります。
この法則で歌ってみると、自然と抑揚や強弱がつくようになります。難しく考えず、軽く、簡単に考えて歌ってみてください。
まとめ
いかがでしたか?
息遣い、フェイク、抑揚・強弱。
読んでいるだけでは、「難しそうだなー」なんて思うかもしれませんが、実際にチャレンジしてみると案外簡単なものです。
子音の場所は息のみで弱く発声、母音の部分は発音よく強く、といったようなイメージです。
まだまだたくさん表現力を身につける方法はありますが、基本的なこの3つのポイントを意識して歌えば、それだけでも周りに対する聞こえ方というのは変わってきます!
歌で泣かせられる人というのは、この技法をうまく使い、伝えたい部分を強調しています。
歌う曲の中でも、自分の一番伝えたいフレーズ部分にこのテクニックを使うことで、あなたの歌は見違えるほど感動するものに変わります!
是非この3つの技法を使い、周りをアッと驚かせれるような素敵な表現力を身に着けてください!
これからのあなたに、楽しいカラオケライフが訪れることを祈っています!