1.カラオケの採点で100点って取れるの?
カラオケの採点機能で高得点が出せると嬉しいですよね。しかし、歌が上手いと評判の人でも、90点以上を出そうと思うと、なかなか難しいもの。人間が耳で聞いている感覚と、機械の採点ポイントは少し違うみたいですね。
そんな採点機能で、人間が100点を出すことって可能なのでしょうか。答えは、イエスです。
機械の採点ポイントを確実におさえていけば、不可能ではないのです。ならば、是非とも100点を狙っていきたいですよね。カラオケの採点機能の採点ポイントをチェックしていきましょう。
2.機種による採点ポイントを見極める
カラオケに行くと大抵は『DAM』と『JOYSOUND』が置かれていると思いますが、この二つの機種でも、採点ポイントは異なるのです。たとえば『DAM』では「音程」「安定性」「表現力」がメインとなっていますが、『JOYSOUND』では「音程」「テクニック」がメインとなっています。
3.音程
「音程」はどんな機種でも共通して配点が高いと思われますが、この「音程」はガイドメロディー通りに歌えているかどうかがカギになります。
歌手が歌っている音程がガイドメロディー通りとは限りません。そのため歌手のマネをしていても、音程は外れていると判定されてしまう可能性がありますので、ガイドメロディーの音程をよく聞いて覚えてみてください。
4.安定性
では『DAM』の「安定性」とはどういう点が採点されているのでしょうか。
「安定性」は、曲中の音を伸ばす箇所が、ブレずに真っ直ぐ伸ばせているか、という点を判定されます。音を伸ばす部分では、声をしっかり前に飛ばすようにして「安定性」のポイントを稼ぎましょう。
5.表現力
そして『DAM』の「表現力」の判定ポイントは「抑揚」「しゃくり」「こぶし」「フォール」などのポイントで構成されていますが、この中で最も重要になってくるポイントが「抑揚」です。
「抑揚」は音の大小が上手く使い分けられているかという点を判定されます。最初から最後まで小さい音量で歌ったり、逆に最初から最後までずっと大きな声で歌っていたりすると、この「抑揚」のポイントが稼げません。
意図的に、パートによって音量を使い分けるようにしましょう。低い音では小さい音量で、高い音では大きな音量で歌った方が「抑揚」のポイントは稼げるようです。
6.テクニック
『JOYSOUND』では「音程」のほかに「テクニック」が重要になってきますが、これは「ビブラート」「しゃくり」「フォール」などのポイントで構成されています。
「ビブラート」ができる人は、音を伸ばす部分で積極的にポイントを稼いでいきましょう。「ビブラート」が苦手な人は「しゃくり」でポイントを稼ぐと良いでしょう。
「しゃくり」は小さな母音をくっつけることを言います。たとえば、という単語ならば、普通に「たとえば」と歌うのではなく「たぁとぉえぇばぁ」と歌うと「しゃくり」と判定されます。なかなか意識して歌わないとしゃくりを多用するのは難しいかもしれませんが、是非練習してみてください。
7.100点を取るための選曲
さて、機種ごとの採点ポイントをおさえたところで、次に重要になってくるのが「選曲」です。
なぜ選曲が重要になってくるのかというと、たとえば「抑揚」を稼ぎたいと思っていても、単調な曲を選んでしまうと、いくら「音程」や「安定性」でポイントが稼げていても、抑揚のつけようがないので「表現力」で得点が低くなって高得点が出せなくなってしまいます。
そのため、難易度が高くなく、かつ音量の小さい部分と大きい部分が明確になっているような曲を選ぶのが、100点を取るためのコツです。
8.歌い方と歌う環境に気をつけよう
そして最後に気をつけなければいけないのが「歌い方」と「環境」です。とにかく採点は機械が行いますから、機械の採点ポイントにあわせて歌わなければなりません。
たとえばマイクに口を近付けすぎて歌うクセがある人は、ボフッと息を吹きかけて減点されてしまう可能性がありますので、マイクからは少し離して歌うようにしましょう。
また、スピーカーの近くで歌うと、マイクがBGMを拾ってしまって、正確な採点を行ってもらえなくなります。そのため、スピーカーからは離れて歌ったり、BGMは小さめにしておきましょう。
まとめ
カラオケで100点を取るためのポイントは、これでもうバッチリですね。
「機種による採点ポイントを見極める」「採点ポイントを稼ぎやすい曲を選ぶ」「歌い方と環境に気をつける」
の3つを意識して、頑張って100点を目指してみてくださいね。