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ピアノの弾き方 プロが徹底解説

by m

ピアノの弾き方 プロが徹底解説

ピアノの弾く時は、実は指先や手だけでなく、腕、肘それに身体全体を使います。

よく、「腕の力を抜いて肩の力が入らないように」と聞くと思いますが、分かっていても無意識に勝手に力が入ってしまう方が多いです。

まず、そのような悩みがある人は、もう一度基本に戻ってみてはいかがでしょうか。実は、座り方や上半身の姿勢などが大きく影響してきます。

ピアノのレッスンでは、技術の事や、強弱の注意などが多くなってしまい、なかなか姿勢の事や身体の構造についてのお話をする機会がない場合があります。

今回は座った時の事やピアノの弾く前のポジションなど、基礎的だけどとても大切なお話をします。

1.座る位置(ピアノとの距離感)を調節してみよう

人それぞれ腕の長さや指の長さが違うので、先生と同じ椅子の位置に座って弾くのは、実は間違いです。

だいたいピアノのレッスン室の椅子は、前の生徒さんが座った位置や、先生が弾いていた位置のままになっていて、そのまま座る方がほとんどです。座る前に必ず自分の快適な位置に椅子を前後に調節しましょう。

生徒さんの中に、ついついレッスンの時慌ててそのままの位置に座って弾き始める人がいますが、慌てることはありません。一度座って違和感を感じたらすぐに立ち上がって椅子を前後にずらしてくださいね。

まずは、ここから始めましょう。ただ、ピアノとの良い距離感と言っても、慣れるまではどのくらいが良いのか分からないと思いますので、これから詳しくお伝えしていきます。

手をまっすぐ伸ばした状態から少し肘を外側に曲げて、大きな大木を抱くようなイメージに構えます。

肘が少し曲がっている状態が大切です。ピアノから遠すぎると肘が伸びてしまいますし、ピアノから近すぎると脇が閉まってしまいます。

どうもピアノが弾きにくい、肩が凝るなど感じる方は、もう一度座る位置を見直してみてください。

2.座る位置を変えると音が変わってくる

先ほど、座る位置のお話をしました。座る位置を丁度良いところに調節すると、肘が動きやすくなり、柔らかい音を出しやすくなるなど、強弱を助ける時にフォルテがしっかり深く音に身体が乗れるようになります。

フォルテを弾く時に硬い音になるような感じがする方は、もしかすると手や指が力任せになっていることがあります。丸みや深みのある音を出す時は、肘や手首の使い方がとても大切です。

3.椅子の座り方

実は、ピアノの座り方を見ると、ピアノのレベルが分かります。ピアノの発表会などでピアノの前に座る時の姿勢や位置を見ると、どのようなレベルの曲を弾くのか想像がつくのですが、なぜだかお分かりですか?

●椅子に深く座る人
ペダルをまだ使ったことがない方だと分かります。もちろん曲によって使わない曲もありますが、ペダルを使える人は例え使わない曲でも深く腰を下ろして弾くことはありません。

ペダルを踏むためには、腰をドスンと下ろすイメージではなく、いつでも俊敏に立てるような位置に浅く座ります。

今はペダルを使わないとしても、必ずいつかペダルを使うようになるので、早いうちからペダルを意識した姿勢や位置で座るようにしてみてください。

●姿勢が悪い人
弾き始めた時に猫背になっていると、まだ年数が少なそうに思います。理由は、ある程度のレベルの曲を弾き始めると、フォルテを弾く時や、表現をつける時に上半身もかなり重要になります。

猫背の状態は腹筋が緩んでいます。この状態で和音のフォルティシモなどは音が出しきれません。

「形から入る」とよく言いますが、まず気をつけられることから、見直してみましょう。

まとめ

ピアノを弾く時に大切な、姿勢や位置のお話をしました。意外とピアノのレッスンでこのお話を聞いていない人が多いようなので、今回こちらの記事にまとめてみました。

座る位置を変えるだけで腕や肩の力が抜けて、音が変わってきます。力を入れるような弾き方が癖が付くと、ピアノやフォルテの音量差が少なくなり、柔らかい音が出にくくなります。

また、スケール(音階)を弾く時など、場所によってはとても遠くに感じることもあります。

正しい位置に座り上半身を使うことで、これらの事のほとんどは解消していきます。

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