自分の愛するギター、弾いてるときは良いけれど、普段の保管にもこだわりたい・・。
どうせなら、自慢のギターをカッコ良くディスプレイしてみましょう!
おすすめなのが「壁掛け」。お部屋のインテリアとしても優秀で、練習のときにも手に取りやすいギターの壁掛けに、ぜひ挑戦してみましょう!
1.必要なもの・準備
ギターの壁掛けには、ギターハンガーが必要です。
いろんなメーカーが発売してますが、ここで注意したいのが取り付け方法。
壁や柱に直接ビスで固定するタイプ(参考:http://www.amazon.co.jp/dp/B000WME3JU/)や、楽器店のように格子状のマウントベースをあらかじめ壁に設置し、そこにクランプで固定するタイプ(参考:http://www.amazon.co.jp/dp/B0010K9HD0/)などがあります。
ご自分のイメージに合った製品を選びましょう。
取り付けに必要な工具も製品によって違いますので、合わせて確認しましょう。間違った工具での作業は、思わぬ事故につながります。
賃貸マンションなどでは、壁や柱にビスを打つ事が契約で禁じられている事もあります。特に、壁材によく用いられる石膏ボードは、ギターの重さに耐えられずに穴が開いてしまうこともあるので注意が必要です。
そのほか、ハンガーのみでビスは別売の製品、ハンガー部分が可動するタイプやしないタイプなど、製品によって様々です。海外メーカーの場合、ビスやナットがインチサイズの物もあります。この場合、国内規格のミリ工具は適合しません。
事前によく確認のうえ、購入しましょう。
2.取り付けてみよう!
取り付けに十分な強度が確認できたら、実際に取り付けてみましょう。
そのままストレートに取り付ける方法もいいですが、角度を付けてオシャレに見せる取り付けなど、いろいろ工夫してみるのも楽しいです。
取り付けの際には、ボディの下部で支えるステーを取り付ける事をおすすめします。
市販のギターハンガーには、ぶら下げるパーツのみの製品もありますが、安全性を考慮するとネック部分とボディ部分の2カ所で支えたいところです。不意な事故を防ぐのはもちろん、地震の際の落下にも備えたいところです。
レスポールなど、モデルによっては5kgほどありますから、落下してくると危険です。ギターもかなりのダメージを負うことになるでしょう。
ギブソン系のギターなど、ネックに角度が付いたモデルは割と簡単にネックが折れる場合があります。ケガしたうえに大事なギターまで壊れてしまっては、目も当てられませんからね!
ギターハンガーにボディ用のストッパーがセットになっていれば良いですが、ハンガーのみの場合はホームセンターなどで自作するのもありです。くれぐれもケガには気を付けましょう。
そのほか、取り付けで見落としがちなのが日光(紫外線)です。
壁掛けの場合、スタンドでの保管に比べて移動が出来ません。西日が入ってきて、それが当たってしまう場所に設置してしまった場合、常に強烈な太陽光にさらされる事になります。
これはギターにとって大敵で、ラッカー塗装のギターの場合には退色や変色の原因になります。その他、ネックの反りやボディの割れの原因にもつながりますので、くれぐれも直射日光にはご注意下さい。
なお、蛍光灯にも紫外線は含まれます。インテリアとしてライトアップする際には、紫外線を含まないLEDを用いるとギターへのダメージを最小限に抑えることが出来ます。
3.関連小物も壁掛けに!
ギターを壁に掛けるのなら、小物も壁掛けにしてしまいましょう。
ホームセンターや家具量販店には、小物の壁掛けに使えるアイテムが揃ってます。マフラーハンガーやハットハンガーで、ストラップやシールドなどの長物を。さらに、シューズスタンドやスリッパスタンドを上手に使えば、エフェクターだって壁掛けで収納可能です。
特にシールドやケーブル類の壁掛けは、レコーディングスタジオでも行われる収納方法です。この方法は機能的に優れていますから、イマジネーションをすぐ形にしなければならないレコーディング環境には必須です。
自宅でのDTM環境にも壁掛け収納を取り入れましょう。整理された空間は作業効率が上がりますし、日々の練習にもプラスになること間違いなしです!
まとめ
安全な取り付けに注意すれば、ギターの壁掛けはインテリアとしての見た目だけじゃなく、自宅での演奏環境も向上させることができます。
自分の宝物を眺めていっぱいやるのもいいですし、新曲のアイデアが閃けばすぐにギターを手に取ってイメージを具現化することが出来ます。
ぜひギターの壁掛けにチャレンジしてみましょう!