吹奏楽を行うならブレストレーニングは必ず行いましょう。
吹奏楽はその名前の通り、息をコントロールする必要がある楽器を利用するので、息のコントロールが出来ないと上手く演奏する事が出来ません。
そこで、ブレストレーニングを行うことで、腹式呼吸をマスターする事ができる為、きちんとした演奏を行う事ができます。
ブレストレーニングは部活中だけではなく、自宅に帰ってから一人でもトレーニングする事ができるので、毎日行うほど、高い効果を得る事が可能です。
その為にもブレストレーニングのトレーニング方法をきちんと把握する事が大切です。
闇雲に行っても上手くいきませんので、きちんとしたトレーニング方法をマスターするようにして下さい。
まず大切なのが、息を吸う時ではなく、息を吐く事を意識する事からはじめましょう。
人間は無意識に呼吸をしていますが、ブレストレーニングを行う場合には、無意識ではなく、息を吐くのに意識を持つことが重要です。
息のコントロールをする為にもまずは肺にある空気を全て吐き出す様にして下さい。
これを繰り返せば身体をリラックスする事ができるようになり、呼吸も安定してきます。
それが出来るようになるとリズミカルに息を吐く事ができるようにしてみましょう。
息を吐き続けるのではなく、間を置いて行う事で、演奏部として重要なスピード感を養う事ができます。
演奏をする際にはクラシックの様な穏やかな曲調な物だけではなく、激しい曲調の演奏を行う必要もありますので、どの様な演奏にも対応できるようにブレストレーニングで呼吸法を身につけましょう。
基礎が出来るようになれば、次第に演奏を行う時にも上達してくれるはずです。
トレーニングが上手くできないと感じる方には息を吐く時にイメージを持つことが大切です。
ただ息を吐いているのではなく、何かの動作を行っている時の事を思い浮かべながらトレーニングを行うと上手く行くことが多くなります。
他にも緊張した状態では上手くトレーニングを行う事ができませんので、身体をリラックスさせる為にも何度も深呼吸を行ってからトレーニングを開始しましょう。
力が入り過ぎてしまうと呼吸が乱れる原因にもなるので、注意が必要です。
吹奏楽部ではこの様なトレーニング方法を取り入れている学校もあるので、先輩や教師に相談してみるのもお勧めです。
目の前で実演を見せてもらえれば文字や言葉で説明されるよりもわかりやすいので、上達するコツを掴むことが出来るようになります。
演奏が上手い方はこの呼吸法をマスターしている人が多いので、演奏が上手い先輩を見つけてどの様な方法でトレーニングしているのか聞いてみるのも良いでしょう。
吹奏楽部に入ったばかりの頃は楽器を演奏する時間よりも呼吸法やトレーニングが主になり、部活動を楽しく感じない時もありますが、下積みの経験があるからこそ上手い演奏をする事ができるようになるので、頑張るようにして下さい。
吹奏楽部からプロになるような方も居られますが、初めから努力もせずに上手くなる方はいません。
どんな方でも演奏を上達させる為に様々な努力をしています。
その努力の結果で少しずつ才能が開花していき、人前でも演奏ができるようになるのです。
人前で演奏をする時は失敗してしまうと自分だけではなく、周りにも迷惑をかけてしまう事になり、コンサートや演奏会を行う時には失敗する事が出来ません。
特に大きな舞台になればなるほど、尚更失敗する事ができなくなります。
失敗する原因の多くは楽器を演奏する際の呼吸法による物が多いので、自分だけのためではなく、一緒に演奏する仲間の為にも少しでも早くマスターする様にしましょう。