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アップライトピアノと電子ピアノはどう違うの?

by m

アップライトピアノと電子ピアノはどう違うの?

これからピアノを購入しようとしている人で、「アップライトにしようか、電子ピアノにしようか迷っています」という相談事を私の元に持ってくる方が多くいます。

あまりにも違う2つですが、選ぶ基準をこちらでお伝えしていきます。

1.アップライトピアノの長所

・音色の変化とタッチが連動している。
・いつまでも長く使える。

2.電子ピアノの長所

・値段がピアノより安い
・場所を取らない
・移動が楽(重量が軽いため)
・ヘッドフォンをつけると夜も練習できる
・調律がいらない

3.アップライトピアノの短所

・引っ越しの時に、業者に頼まなくてはならない

4.電子ピアノの短所

・家電製品なので、時間とともに見た目で年代が分かる
・家電製品なので壊れる
・微妙なタッチに反応しない
・音量を調節する事で、ピアノ本来のタッチの感覚を覚えられない

いかがですか?少しお互いの長所、短所が見えてきましたか?

では、電子ピアノがここまで日本で人気な理由について、お話ししたいと思います。

5.電子ピアノが日本で人気の理由

まず、住居の環境が大きく影響します。隣の人への音の配慮を気にする人が多い事が、電子ピアノを選ぶ1番の理由だと思います。

また、日本は、海外と比べてもハイテクノロジーで、家電製品の質は信頼性と確かな技術があります。

日本の電子ピアノは、本当にすごいです。電子ピアノでありながら、限りなくピアノに近い弾き心地を味わえます。夜もヘッドフォンさえあれば弾けますし、録音もボタン1つでできます。

その事から、一概にどちらのピアノが良いとは、はっきり言えないのです。なぜなら、それぞれ経済的な事情や、お家の構造、ライフスタイルがあるからです。

しかし、誰かにアドバイスを求められたなら、私の場合はこのようにお伝えします。

「電子ピアノも最近はとても良くなっていますが、本来の音色ではない事は頭に入れておいてください。もし、これからずっとピアノを続けて行くのなら、いつかもの足りなさを感じる事になります。それならば、初めからアップライトピアノを買ってみても良いのでは?」

ただ、先ほども言ったように、それぞれ事情があるでしょうし、絶対にこうでないといけませんとは言えません。

6.音楽を真剣に目指す人

こうなると少しお話が変わります。「ピアニストになりたい」「音楽大学に行きたい」と思っている人は、電子ピアノではいけません。

電子ピアノは、あくまでも機械なので、ダンパーを叩くこと、ペダルを踏むこと、全てピアノに比べて曖昧な表現しかできません。また、電子ピアノの短所で書きましたが、ピアノに対する本来身につくはずの感覚が身につきません。

それは、音量のレバーを変えると、音量を微調整できる機能から由来します。とても便利な機能ですが、ボリュームを大きいところにすると、音が出すぎてしまったり、小さく設定したまま弾いているとタッチがきつくなったりします。

今までの経験上、ボリュームを最大にしたらピアノと同じと考える人が多いのですが、全ての電子ピアノがそうとは限りませんでした。

電子ピアノによっては、最大から2目盛手前がピアノと同じくらいだったり、それぞれピアノの音量がどのくらいなのかを確かめる必要があります。

少し、話が難しくなりました。結論は、電子ピアノでは、強弱の練習、タッチの練習ができないと言っても間違いでないと思います。その事から、オススメをしません。

7.ピアノだけが持つ魅力

ピアノを弾いて癒されたいのであれば、やはり、電子ピアノではいけない理由があります。ピアノは1つの音を弾くと弦が規則的に震えます。その1つの弦の振動がピアノ全体を振動させ、身体に伝わります。

その振動があるので、音の広がりを感じます。この身体に伝わるピアノからの振動は、やはりピアノでないと感じ取れません。そこには温かみがあるんです。

まとめ

少しお話が難しくなりましたが、個人的にはアップライトピアノをお勧めしますが、色々な事情を考慮すると電子ピアノという選択も間違いではないと思います。

ただ、ピアノ本来の温かみを感じられるのは、やっぱりアップライトピアノしかないのです。電化製品の技術が進む中で、ますますこの悩みは増えそうですね。

ちなみに、電子書籍と、本屋さんで買う本どちらが好きですか?私は、本です。しかし、本は重たいし、寝る前に読むときはライトがいるし、値段が高いし、場所もとります。

でも、そこには、本が持つ独特な温かみがあり、何かしっかりとした確実性や信頼性を感じます。

その感覚は、ピアノでも一緒だと、私は個人的に感じるのです。

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