クラピス

ピアノ/吹奏楽/クラシック/声楽/声優/ギターのノウハウや情報が満載

  • ホーム
  • ピアノ
  • 声楽
  • クラシック音楽
  • 吹奏楽
  • ギター
  • 声優
  • デビュー
  • お問い合わせ

あなたも高音発声!プロの歌手が解説

by m

あなたも高音発声!プロの歌手が解説

高い音を出す時ってしんどいですよね。しかし、トレーニング次第で今よりも高い音で歌えるようになります。

現在、私はオペラ歌手をしていますが、ソプラノの中でも特に音域の高いレッジェーロソプラノという声域です。歌い始めた時からそうだったわけではなく、初めはみなさんと同じようにト音記号の5線譜の一番上の「ソ」がしんどかったのを覚えています。

その時から考えると、今は1オクターブほど上まで出るようになりました。
もう1オクターブ上までは難しくても、ソプラノであれば高い「ド」が出ると気持ちが良いですし、テノールであれば、高い「ラ」が出るとレパートリーも増えます。

今回は、高音を発声するためのトレーニング方法をお伝えしていきます。

1.自分の声域を知ろう

まず知っておいた方が良いことは、ソプラノの人がアルトの歌を歌おうとしても歌えませんし、アルトの人がソプラノの歌を歌うこともできないということです。

まず自分の声が、どの声域かをはっきりと理解して選曲をしてください。あまり無理をして低すぎる曲や高すぎる曲を選ぶと、喉を痛めてしまったり悪い癖がついてしまいます。初心者の人には、歌曲で中声用という楽譜を選ぶようにお勧めします。

2.出しにくい高い音を出す時に注意すること

出しにくい音は、出やすい音と何が違うのかを確認してみましょう。

口の中の軟口蓋は上がっていますか?身体が緊張していませんか?「高い音だから無理!」と心の中で思っていませんか?「出せる!」と前向きになってください。おしりはダラリとしていませんか?

まずは、これらの事を確認してみてください。1つでも当てはまるものがあれば、声は出なくなります。高い音を出す時は、身体の緊張を和らげながら口の中を高くあけてください。次の項目で詳しく解説します。

3.高音を出す時の身体

頭の先は、頭の1番てっぺんから糸が出ていて上に引っ張るようなイメージを持ちます。そして、それに引っ張られないように膝を少し緩めて、しっかりと地面をつかむような感じで立ちます。

口の中は、高くあけます。それを補うために眉毛を少し上げます。少し鼻の中が広くなるのを感じると思います。

上に引っ張ることばかりを意識していると「支え」を失います。歌をしている人なら、「支え」という言葉を聞いたことがあると思いますが、明確に分かる人は少ないかと思います。

さて、ここからが問題です。今からお伝えすることは、あまり美しくないのですが、高い音を出すのに避けることができないので、どうしても書かなくてはなりません。(笑)

先ほど言っていた「支え」ですが、実はお手洗いをする時に少し踏ん張るようなイメージなのです。こうする事で、下腹部の筋肉に力が入ってグッと支えを引っ張ってくれます。

高い音の時は、頭の先を上に引っ張りながら、グッと下に引っ張ることを同時にします。それに加えて息を遠くに飛ばして、的をめがけて吹き矢を飛ばすようなイメージです。

高い音になればなるほど、的が小さくなっていくようなイメージです。あなたの快適に感じる的を探さなくてはいけません。声が散っていると的に当たりにくいので、声をまとめるようにしてください。

小学生の時、虫眼鏡で日光を集め、焦点を合わせて紙を焦がす実験をした人もいると思います。声をしっかりと焦点を合わせて集めることで、まるで焦点の合った虫眼鏡の光のように、ピンと張った力強い高音を手に入れることができます。

声を集める感覚を掴むことは難しいですが、イメージとしては上の前歯2本に声を当てて歌うような感じです。口の中を色々と変えてみて、声が集まる感覚を覚えなくてはいけません。

まとめ

歌う時は色々なイメージを持つことが大切です。身体の中は誰も見ることができませんし、自分でも口の中がどうなっているか分かりません。

なので、色々と試行錯誤をしながら、声を高い音を出すための身体作りをしていく必要があります。

Filed Under: 声楽, カラオケ Tagged With: カラオケ, レッスン, 声楽

五線と加線

小節線

音部記号

音名(固定ド唱法)

全音と半音

変化記号

音符の部分の名称

音符と休符

音符と休符の長さ

付点音符と付点休符の長さ

複付点音符と複付点休符

ぼうの向きと、はたの書き方

連 符

三連符

五連符

六連符

休符やタイが入った連符

拍子の種類

単純拍子28

2拍子

3拍子

4拍子

複合拍子

6拍子

9拍子

12拍子

混合拍子

弱起と強起

完全小節と不完全小節

シンコペーション

強弱記号

特定の音に対する強弱記号

時間経過と変化する強弱記号

用語が添えられた強弱記号

速度記号

速度標語

メトロノームでの速度標語

用語が添えられた速度標語

部分的に速度の変化をもたらす用語①

部分的に速度の変化をもたらす用語②

部分的に速度と強弱の変化をもたらす用語

音楽記号

高音域のオクターブ記号

低音域のオクターブ記号

リピート記号

ダ・カーポ

ダル・セーニョ

フィーネ

ビスとテル

コーダ・マーク

略記法①

略記法②

大休符

音符の表情を表す記号

スラー

タイ

グリッサンド

ポルタメント

テヌート

ソステヌート

スタッカート

メッゾ スタッカートとスタッカティッシモ

フェルマータ

マルカート

ペダル記号

装飾音符

長前打音

短前打音

音 程

度 数

全音と半音

2種類の音程 完全系・長短系

音程の種類

完全系

長短系

複音程

転回音程

響きの調和度

音 階

音階の構成音

調 名

長音階

調 号

長音階と調号の一覧

短音階

自然的短音階

和声的短音階

旋律的短音階

短音階と調号の一覧

その他の音階

転 調

移 調

階 名

5度圏

近親調(関係調)

和 音

三和音

和音記号

主要三和音

和音の進行

三和音の種類

七の和音三和音の種類

七の和音記号

属7の和音

和音の転回

三和音の転回形

七の和音の転回形

終止の形

全終止

変終止

半終止

偽終止

コードネーム

コードネームの解説

声部の種類

声部の形態

楽章の種類

大声楽の種類

演奏形態

合 奏

コード表一覧 ①

コード表一覧 ②

ピアノコード表一覧

ギターコード表一覧

金管楽器

打楽器

楽器の分類

鍵盤楽器

擦弦楽器

發弦楽器

木管楽器

音楽用語

音楽用語五十音引き

フリークラシック音楽ダウンロード

ゲオルク フリードリヒ・ヘンデル

ヨハン セバスティアン・バッハ

ヴォルフガング アマデウス・モーツァルト

ルートヴィヒ ヴァン・ベートーヴェン

フェニックス・メンデルスゾーン

フレデリック・ショパン

ローベルト・シューマン

フランツ・リスト

リヒャルト・ワーグナー

ジュゼッペ・ヴェルディ

ヨハネス・ブラームス

モデスト・ムソルグスキー

ピョートル・イリイチ チャイコフスキー

エドヴァルド・グリーグ

ガブリエル・フォーレ

クロード・ドビュッシー

セルゲイ・ラフマニノフ

ベーラ・バルトーク

カテゴリー

  • 声楽
  • カラオケ
  • ギター
  • ピアノ
  • 声優
  • デビュー
  • 吹奏楽
  • クラシック音楽

Copyright © クラピス All Rights Reserved.