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発声練習のバリエーション8選|1人で出来る方法をご紹介

by m

発声練習のバリエーション8選|1人で出来る方法をご紹介

発声の本来の目的は、発声をしながら声を整えていき、響きを統一していき音程の幅を広げていくことです。

低い音から高い音まで一定の響きを保つこと、母音が変わっても音質を統一させることはとても神経質な作業です。しっかりと音が前に飛ぶように練習していきましょう。

しかし、実際にどのような発声練習を行えば良いかわからない方も多いと思います。

そこで、今回は発声練習のバリエーションを8つご紹介していきます。

1.「ピピピ」で発声

ゆっくりと鍵盤で「ドレミレド」と弾きながら「ピーピーピーピーピー」と発声します。

「イ」の発音をする時、日本人は口を横に引っ張って発音しますが、「ウ」の口をしながら発音するようにします。

「イ」と言いすぎてしまうと口の中が狭くなり、口の中の天井が低くなります。常に声の響きを鼻の裏の眉間あたりに集中させてください。

音程が高くなると声のあたりが悪くなります。そのあたりから声のチェンジに入るので、しっかりとお尻に力を入れて「支え」を下に引っ張ります。

「支え」については、「あなたも高音発声!プロの歌手が解説」の「3.高音を出す時の身体」にも書いてあるので詳しい説明は割愛しますが、少し気張るようなイメージです。

2.「ピーアー」と発声

響きが集まるのをしっかり感じられて安定してきた人は、この練習を取り入れます。

鍵盤を一つ弾き「ピーーアーー」と母音を5秒ほどかけてゆっくり変えていきます。

「ピ」と発音しているときは響きが集まりやすいのですが、「ア」になると、響きが散りやすくなります。

この練習で大切なことは、「ピ」で集まっている鼻の裏の響きを保ちながら、口の形だけを変えていくことです。

響きが散ったら、もう一度「ピ」からやり直します。相当気をつけないと「ア」が響きのない音になります。

3.口を開けてハミング

口を開けてハミングをしながら音階を歌います。これをすると鼻の響きを豊かにすることができます。

4.舌を巻きながら発声

舌を巻くには、舌の力が抜けていること、ある一定の息が常に流れていることなどの条件が入ります。舌に力が入りやすい人は、とても重要な練習です。

5.唇を震わせながら発声

息を多めに吐きながら「プーーー」と上下の唇を震わせます。その際、息が一定である事を確認します。

これは、唇の無駄な力を取り除くことができます。この練習は、とても大切です。特に高い音になると、口に力が入ったり、息の流れが緩くなったりします。

常に同じようにできるように練習を重ねていきます。

6.ハミングから「ア」の発声

ハミングは常に口を開けてします。「ンーーアーー」という感じです。

ゆっくり「ン」から「ア」に発音を変えるというより、「ン」に「ア」の母音を足していくようなイメージです。

この時に注意する事は、「ン」の時に感じる鼻の響きを残しながら「ア」を発音します。

最終的な目標として、音を豊かに発声するためには口からの響きではなく、鼻腔の響きをプラスさせなくてはいけません。

口からの響きを80パーセント、鼻の響きを20パーセントにするための練習です。ハミングでは大きな声が出ないので、大きな声を出そうとする必要がありません。

7.ランダムな母音の練習

「アーエー」「ウーオー」「イーエー」などいろいろな母音の組み合わせを練習します。

注意点は、これまで何度も書いていますが、母音によって響く場所が変わらないことです。

響きの位置がわからなくなったら、「ピピピ」に戻り確認します。自分でしっかりと響く位置を確認して、正しい位置を覚えることが大切です。

8.「アエイオウ」の全母音の連続練習

響きを変えずに発声していきます。音は1音を伸ばして、母音をゆっくり変えていきます。

イメージは、響きという息が口の中で一定に流れていて、その響きを崩さないように口の形を変えていくような感じです。

慣れてくると、響きのある息が柔らかい物のように感じるので、それを口の中で壊さないように甘噛みしていくような感覚になります。

まとめ

なかなか一人で練習するのが難しいのが発声練習です。

理由は、本当に合っているのか自分ではわかりにくいからです。一人で練習する時は、録音をして聞くとわかりやすいですよ。

録音をして綺麗に響いている音をこまめにチェックをして、その綺麗な響きに統一していくように心がけてくださいね。

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