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ギターで半音下げのチューニングをする方法を徹底解説!

by m

ギターで半音下げのチューニングをする方法を徹底解説!

みなさん、チューニングはちゃんと合っていますか?ギターを弾く時には毎回チューニングを合わせる作業から始まります。

今回のテーマ「半音下げのチューニング」はその名の通り、普通のチューニングから全ての弦を半音下げるチューニングの事で、半音下げチューニングは今ではすっかり定着してきたチューニングになりました。

今回は、何のためにわざわざ半音下げるのか?どうすれば半音下げチューニングが出来るのか?
「ギターで半音下げのチューニングをする方法」について徹底解説していきます。

1.半音下げのメリットとは?

まず、なぜ半音下げチューニングにするのかについて、メリットを中心に説明していきます。

「ズンズン感が」増す!

HR/HM系でよくある低音弦でリフを弾いた時の音圧を上げるためにチューニングを下げると、低音弦をミュート(軽く右手の腹を弦の上に乗せて音が伸びなくなるようにする状態)して弾いた時の、あの「ズンズン」感が増します!

メタリカとか、あのあたりのHM系の曲で多用されています。(今では1音下げや7弦ギターも定着してきましたね!ベースでしか出せない重低音も、ギター本体のチューニングを下げる事である程度可能になります)

弦のテンションが下がる事で弾きやすさUP!

速弾き系のギタリストに多いのが、半音下げることで弦の張力(弦が張られている力)が弱まることで、弦が押さえやすくなり、速弾き、チョーキングがしやすくなります。

分かりやすく体験する方法として、適当で構わないのでチューニングを下げて弾いてみると、いつもより押さえる力が減り、チョーキングをするときに弦を持ち上げる力も減って、弾きやすくなっている事に気づくはずです。

ボーカルのキーに合わせた半音下げチューニング

たとえば、キーが「A」、コード進行が「A」⇒「E」⇒「D」の曲をバンドで演奏した時、ボーカルの声がサビで出ない!なんて時がありますよね。

このような、キーを下げる(カラオケなどでよくやりますよね?)事が発生した場合、キーを半音下げた場合、キーが「A♭」となり、コード進行が「A♭」⇒「E♭」⇒「D♭」となり、これまでローコードで簡単に押さえられていた曲が、一転して複雑な運指になってしまいます。

そこで、弦楽器のチューニングを半音下げると、押さえるコードは「A」⇒「E」⇒「D」のままで、実際聞こえてくるコードは「A♭」⇒「E♭」⇒「D♭」になり、ボーカルも歌えて、弦楽器もこれまで同様にローコードで簡単に押さえる事が出来ます。

2.チューニングメーターを使用した、半音下げチューニング方法

一般的なチューニングメーターでも半音下げチューニングは可能です。

いつも6弦は「E」ですが、「G#」または「E♭」の表示でメータの針が中心になるように合わせます。
(♯=半音あげ ♭=半音下げ)

「G#」と「E♭」はどちらも6弦だと4フレットの音で、表示は違っても同じ音の高さの事を示しますのでどちらの表記でも構いません。
これを5弦~1弦まで同様にチューニングを合わせます。

※入門用の安いチューニングメーターにはありませんが、「半音下げモード」が指定できるタイプもあります。その場合は、♯や♭はつかない通常の表示でチューニングすると実際の音は半音下げになっています。

3.レギュラーチューニングからチューニングメーターを使用せず、半音下げチューニングにする方法

半音下げチューニングに限らず、チューニングするときはチューナーがあると便利ですが、チューナーを忘れた、曲と曲の間で簡単に半音下げチューニングに変更しなければならない時などがありますよね。

ライブの時はサブギターがあれば、前もってサブギターを半音下げチューニングにしておきスタンバイさせておけばいいのですが、実際ギターを2本持ってライヴハウスに行くのは大変です。

チューナーを使用せず、チューニングをする場合、まず覚えていてほしいのが、
全ての弦が「レギュラーチューニング」 6弦E―A―D―G―B―E1弦から全部の弦を半音下げる⇒半音下げチューニング半音下げ  6弦E♭―A♭―D♭―G♭―B♭―E♭1弦になる。

という事は、
1.6弦4フレット(G#)と5弦解放(どこのフレットも押さえない状態)の音が同じになるように耳で合わせます。
2.6弦5Fと5弦解放音が同じになるように耳で合わせます。
残りの4弦~1弦も1.と同様に合わせていきます。

合わせるときの覚え方として、各弦同士の関係性を表すと、
【表の見方】6弦5F=5弦0F←6弦の5フレットと5弦の解放音は同じ音
・6弦5F=5弦0F
・5弦5F=4弦0F
・4弦5F=3弦0F
・3弦4F=2弦0F
・2弦5F=1弦0F
という法則になっています。
つまり、どれか一つの弦が半音下がった状態に出来れば、
あとは上の法則にあてはめて違う弦同士が同じ音になるようにチューニングすればOKです!!

まとめ

今回はギターで半音下げのチューニングをする方法について記載いたしました。

バンド構成に鍵盤楽器等が入ってくるとチューニングをそろえる必要があります。

半音下げチューニング以外にも、オープンチューニング等いろんなチューニング方法がありますので、チューニングを変える事で新しいフレーズが思いつく事もあります。

レッドツェッペリンのジミーペイジが有名で、DADGADチューニングとかいろんなチューニングで名曲を残しています!!

また、チューニングメーターを使用するのが一番楽ですが、どれか1音(例:5弦解放音のA)などに対する絶対音感を鍛える事で、チューニング時に限らず、演奏中のチューニング狂いに敏感になる事が出来ます。ぜひ覚えましょう!

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