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音のでる仕組みに密接に関わっているピアノの構造

by m

ピアノ調律師の選び方|失敗しないための3つのポイント
ピアノには一般的に88個の鍵盤があり弦が、その鍵盤1個1個に張られていて、全体的な張力は約20トンぐらいあるとされています。

その鍵盤を押すことによって弦を内部にあるハンマーが叩くと言うのが音のでる仕組みです。

また、その音を響板と呼ばれる、より一層響かせる働きがある板の方に伝わり増幅することにより、もっと豊かにしてくれます。

そしてピアノの全体的な構造で、音のでる仕組みに大切な役割を果たしているのが弦です。

鍵盤の数は黒鍵と白鍵を合計して88個あるのに対し弦は、およそ230本ぐらい存在します。

どうして88個の鍵盤に対し200本を超える本数で存在するのかというと、中ぐらいから高い音に関しては1個の鍵盤に弦を3本ずつ張っているためです。

更に、低い音に関しては低くなっていくのに従って2本や1本に減らしているので、高さに応じて本数がそれぞれ違っているということになります。

弦の長さは、低い音から高い音になるのに従って短くなっていくのです。

また、弦の太さも同様に音の高さにより違って、高い音になるほど細くなります。

低い音の弦は銅線が巻かれていますが、中ぐらいの高さの音と高い音に関しては銅線が巻かれていない裸線を利用しているのです。

音の高さに応じて弦の太さや数を変えているのには訳があります。

中ぐらいの高さの音や高い音の鍵盤の弦が3本になっているのは、ボリュームを大きくするためと、音が豊かに響くようにするためです。

1個の鍵盤が出す音に対し1個のハンマーで弦を3本叩いても、弦を支持する位置や弦とハンマーの接触する状態が、それぞれの弦によって違います。

そのため弦は3本それぞれ同じ振動と言う訳ではなく、その振動の違いが鍵盤を叩いた後に余韻が生まれ豊かな響きを与える訳です。

鍵盤を叩くと弦をハンマーが打つ仕組みのことをアクションと呼びます。

かつては鍵盤を叩くと弦をハンマーが跳ね上がる形で打たれ、元の位置に戻ってから次に鍵盤が押される準備をする方式が一般的でした。

そのため鍵盤を連打するのが困難な構造だったのです。

ところが、レペティション機構と言う、動きを繰り返すことが出来る構造が開発されたために、ハンマーが元の位置にまで戻らなくても、鍵盤を連打して音を出すことが可能となりました。

機能としては1秒に最大で、およそ15回ぐらい連打することが出来るとされていて、この仕組みは現代の演奏に大きく影響しています。

レペティション機構はグランドピアノには導入されていますが、構造上の都合でアップライトピアノに取り入れることが出来ません。

ですので細かい表現の曲などを演奏するのに適していないことになります。

音を響かせるために必要不可欠な響板は木で製造されています。

その一方で、ピアノの音を出す弦は鋼鉄で出来ているのです。

ただ単純に音を増幅するだけであれば、金属で出来た板の方が音が響くのではないかと考えるかも知れませんが、実際にはそうではなく、木で出来た響板を採用しているのには理由があります。

高い音も低い音も同様に増幅する金属とは異なり、木を響板に使うと低い音を増幅させるが高い音をあまり増幅させないという性質があるのです。

鋼鉄で出来た弦をハンマーで叩いた音はノイズが多く含まれている金属音となっています。

金属で出来た響板でこの音を増幅させてしまうとピアノはノイズを発生させる楽器となってしまうことになります。

そうなっていないのは、響板の木が高い音を抑えて、聴きやすい音域だけを増幅させて響きを豊かにしているからです。

つまり、響板は音を響かせる板であるだけではなく、音が響くのを抑えてくれる板でもあることになります。

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