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吹奏楽の発祥や編成について

by m


吹奏楽は吹いて演奏する音楽と書きますが、楽器の選択または演奏の編成によって定義されるものです。

管弦楽、いわゆるオーケストラの場合は木管楽器・金管楽器・打楽器、そしてバイオリンやチェロなどの弦楽器があります。

吹奏楽では、これらのバイオリンやチェロのような弦楽器は使用されておらず、特有の楽器にはサキソホンとユーフォニウムを持っています。

これは吹奏楽の発祥が行進曲の演奏にあるからです。

行進曲では弦楽器が使用されずに、管楽器と打楽器を吹き鳴らし、行進しながらパレードしていきます。

また、行進曲の性質上から楽器編成や楽曲構成も管弦楽よりも長けており、作品の数も豊富にあります。

サキソホンとユーフォニウムは管弦楽の曲を編曲して演奏する場合にも重要な役割を持つ楽器です。

吹奏楽にも弦楽器はありますが、ストリングベースしかありません。

このストリングベースも大きな役割ではなく、あくまで補足的な位置付けとなっているのです。

管弦楽では弦楽器が多くのメロディーを引き立てる主役となり、管楽器や打楽器がサポートとなる点は吹奏楽との大きな違いだと言えるでしょう。

特に交響曲では、ほとんどが弦楽器での構成で管楽器が全く使われていない曲もあるなど、より顕著です。

吹奏楽では、管弦楽と比較すると多くの楽器が活躍するようになっているため、特有の楽器をいかに割り当て活用するかが重要になります。

特に各地の演奏会では、たくさんのお客さんを楽しませるために、自分たちの演奏したい曲よりも一般的に知られている有名な楽曲をプログラムに入れることも大切です。

そうなると行進曲よりも有名なオーケストラのクラシック曲を独自に編曲・編成したものを演奏することが求められます。

しかし、上記のような編成も一般的な市民バンドや力を入れている学校など、人数が確保できる場合です。

部活動を行う生徒が少なかったり、そもそも少子化により絶対的な人数が足りなかったりする場合には小規模による演奏を考える必要もあります。

小規模で演奏を行う場合の注意点は、販売されている楽譜は全ての楽器を使用したものとなっている点です。

なかには楽器が足りないケースが出てきますので、他の楽器で補って演奏することが必要になります。

可能なパートだけを楽譜通りに演奏してしまうと、全体的なメロディーラインや対旋律などの重要な構成バランスが崩れて不自然な仕上がりになってしまいます。

必要に応じて、どんなものでどのように補うかは指導者の考えによって変わってくるものです。

人数が多ければ、それだけ柔軟性や選択肢も多くなりますが、少人数でも十分に素晴らしい音楽を作り出すことは可能です。

そのためには打楽器の重要性や強みを理解することが必要だと言えます。

少人数のバンドにとっては打楽器のサウンドの厚みは、音楽を基礎を支える生命線とも言える重要なポイントです。

なぜなら、伴奏のリズムや和音のカバーなど柔軟性に富み、演奏の根幹としての役割も果たすからです。

また、大人数とは違った密なコミュニケーションを取りやすいことも特有の強いだと言えるでしょう。

作品の解釈や曲想などをメンバーで共有して、指導者と意見を交換するなど呼吸のあった音楽を作りやすいのです。

演奏は一人一人のテクニックも重要ですが、何より全体としてひとつの作品になっているかが大切です。

大規模な編成とは一味違った息の合ったサウンドを生み出すこともできます。

選曲もメンバーの個性を活かせるものを意識して、最終的なイメージに合うようなものにします。

大規模な演奏を目指すのではなく、少ない人数であることのメリットを最大限に演奏に繋げることが肝心だと言えるでしょう。

Filed Under: 吹奏楽

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