吹奏楽を始めるきっかけなどは人によってさまざまです。
なんとなく興味本位で始めて楽しくなりハマってしまった方や友人や知人、家族が吹奏楽をやっていたから始めたなどさまざまな理由、きっかけがあるでしょう。
最初はわからないことだらけでも、徐々に演奏がうまくなってくればさらにうまくなろうと向上心が芽生えある一定ラインまでは上達することもあります。
ただし、練習をし続けているからといって常に上達し続けるものでもありません。
時には自分のイメージ通りにならないことやいくら練習をしても失敗することもあるでしょう。
この時期は吹奏楽に限らずさまざまな習い事や日常生活においても起きることです。
常に何事も順調にうまくいくということはまれなことといえます。
基本的に、なんらかの壁にぶつかる、うまくいかず悩むということはだれしも起こりうることです。
この時点であきらめてしまう方も多いですが、上級者になるにはその壁を乗り越え成長することが重要だといえます。
今までは楽しかったことであっても壁にぶつかり、自身のイメージ通りにいかなければ悩むことになりつまらない、つらいというイメージが芽生えます。
ですが、そこを乗り越えることでより楽しいと感じる、自身が成長したと実感できる方もいるでしょう。
人生において一つの壁を乗り越えることは、人によってはかなり厳しいと感じることもあります。
吹奏楽の場合でも自身でなんらかの壁にぶつかることでそこで停滞が長く続いてしまうとかなりのあせりがでてしまいます。
状況によっては生活に支障がでるレベルでストレスが溜まる結果となる場合もあるでしょう。
吹奏楽を共に学ぶ周囲からも取り残されてしまうという実感がでればあせりはかなりのものです。
このような場合には、練習を重ねて自身のスキルを高める、もしくは練習量が多いことで頑張った自分に対しての自信を取り戻すなどスキル的な面の向上、精神面の安定をはかるという意味での練習はある程度効果が期待できます。
しかし、単純にそれだけで解決できない場合には、一時的に吹奏楽から別のことに目を向けてみるということも必要です。
ひたすら練習というのも大切ですが、気分転換やまったく別のジャンルに対して目を向けることで脳に対して別の刺激を与えてみるのも一つの方法だといえるでしょう。
今まで興味のなかったことや友人たちと気晴らしに遊びに行くなど練習に費やしていたためにできなかったことをしてみるのも重要なことです。
好きなことにのめりこみすぎることで陥りやすい場合がありますが、好きなことに集中し自分の時間をそこにほとんど費やしてしまうと、他のことができません。
遊びたいことや学びたいことなどほかの人はできても自分はその分の時間を練習に費やしているためです。
それが知らず知らずのうちにストレスとなり、練習してもスキルの向上がみられない、うまくいかない原因になっていることもあります。
このような状態を回避するためにも、今までできなかったこと、我慢していたことなどを楽しむ、学ぶことで気持ちを切り替えてみるといいでしょう。
さまざまな行動をとり、どのようにしたらまた楽しいと感じることができるか、スキルを向上できるようになるか別なことをしながらゆっくりと自身を見つめなおす時期としても有効です。
さまざまな対策をしてそれでも状況が変わらないという場合には、周囲に相談してみることや専門家を頼るという意味でも個人レッスンなどを受けてみるというのも有効な手段といえます。
自力で解決できないことは世の中には多くあります。
その点から、自身で悩み続けるよりも周囲を頼り、専門分野に対しての悩みなら専門家に習いにいくなど問題が解決するまでいろいろと行動してみることも重要です。